今までお見せして来た計算は実は色々と\(x^4+2\,x^3+3\,x^2+4\,x+5\)という例題に特化した計算になっています。
ガロア群を求め、正規部分群と組成列を求めるところや、拡大体の計算ルーチンはそれなりに汎用です。しかしその後の、群を縮小しながら体を拡大させるステップ1〜4の組み立てはガロア群が\(S_4\)であることに完全に依存しています。細かいところでもこの計算の流れだからうまくいく部分がありました。
そこで現在、プログラムをリファクタリングして、もう少し色々な方程式に対応できるように修正しています。
もう少しテストを重ねてから公開しようと考えています。