-セキュリティ- メモリ保護、CISSP練習問題 ドメイン3 セキュリティアーキテクチャとエンジニアリング

あちらこちらのブログではこの時期アドベントカレンダー記事が盛んですね。この練習問題シリーズは毎日は無理ですが、ある程度の量ができるまで継続的に出していくつもりです。

メモリ保護をサポートするために必要な関連ハードウェア機能は何でしょうか？

1. プロセッサの単一モード
   
2. プロセッサのデュアルモード
   
3. メモリの単一アクセス
   
4. メモリの共有モード
   

回答

正解: b. プロセッサのデュアルモード

メモリ保護を実現するためには、プロセッサが特権（またはカーネル）モードと非特権（またはユーザ）モードの少なくとも2つのモードで動作できるデュアルモードが必要です。

以下は間違っている理由です。
a. プロセッサの単一モードでは特権と非特権の区別がつかず、メモリ保護が難しいです。
c. メモリの単一アクセスはメモリ保護には関係がありません。
d. メモリの共有モードもメモリ保護には直接関連していません。

The Official (ISC)2 CISSP CBK Reference (English Edition)