Maxima で綴る数学の旅

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-数学- 超幾何関数とテータ関数の恒等式(3)

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今回もこの本より、

第5章の定理5.2.5の証明を読んでいきます。

今回は、Lemma 5.1.10, Corollary 5.2.4, テータ関数の恒等式(3.6.8)を使います。Lemma 5.1.10で示した漸近等式を出発点として、漸近近似的な議論を行います。そしてCorollary 5.2.4の\(n\)乗根を漸近近似的に式変形することで証明を得ます。

ただ私の能力及ばず最後の1行の式変形だけその正しさがわかりませんでした。

→分かったので追記しました。

また今回は等式変形ではないこともあり、Maximaの出番はありませんでした。