アイゼンシュタイン級数関連の記事を書いてきました。
もともとの動機は「現代数学」、
という雑誌に東工大の黒川教授が連載している記事「ラマヌジャン-数力の発見」を見つけて読んだのがきっかけです。2014年10月号ではラマヌジャンのちょっと不思議な公式やアイゼンシュタイン級数がわかりやすく書いてありました。Maximaで検証するのも簡単そうだったのでやってみたことをまとめてみました。
黒川教授の記事の中で、以前から持っていたこちらの本、
が挙げられており、見直してみると確かにこの辺の記載がありました。こちらも読み直して見ました。
雑誌の連載記事の中では、この本を参照する際の注意として、アイゼンシュタイン級数の定義が「定数倍」異なる、と書いてありました。この定数が(重さkの場合)ζ(k)であることも分かったのでした。