Maxima で綴る数学の旅

紙と鉛筆の代わりに、数式処理システムMaxima / Macsyma を使って、数学を楽しみましょう

Debian 7.1でクロス環境を統一出来た

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KUL

 

週末を使って、クロスコンパイル環境をまとめてみました。今まではECLとMaximaのビルドにはUbuntuを使い、scratchboxを使ったgnuplotとqepcadのビルドにはDebianを使っていました。

 

まずARM用ECL12.12のビルドをDebian7.1で出来るように整備しました。Debian 7.1はそのままでは開発には足りないものだらけで、その度にパッケージを追加して、、、ようやくビルドが通りました。結果的にはecl-androidには変更を加えていません。

 

Maximaはせっかくなので5.31.0をビルドします。必要な変更を加えて、ビルドすると、これは順調にビルド出来ました。

 

Scratchbox1を入れるのはちょっと大変なので、そちらは捨ててScratchbox2(sb2)を入れます。これはDebian 7.1の標準パッケージ群にあるので、Synaptecで簡単に入れることが出来ました。

 

gnuplotのビルドにはncursesとreadlineが必要なので、これらをsb2環境でビルドしました。そしてgnuplot本体も同じようにビルド!まあなんとか、ビルドに成功です。

 

最後にqepcadです。手順としてはScratchbox1の時と全く同じ方法でクロスコンパイルして、うまく出来ました。